
■ MUKU-DATA 組み木 左:欅材 右:橅材 T大工 作
フリーオープン土曜日(10:30~18:00)の木材倉庫には木を使って何かを作るいろんな人が
訪れていただいているが
そんな中、先週土曜日も組み木細工を趣味で続けている76才の大工さんがいらっしゃり
上の写真の組み木を見せていただいた。
右の棒状の組み合わせた木製立体パズルのようなものは
過去にどこかで触れた事があったかと思うが
左の欅を組合せて作った12面体寄木組木は、はじめて手にした。
大工さんの目的は昔の床柱等の端材の材種を知りたくて
何本か端材を持ってきたのだが、残念ながら半分程度しか材種同定できなかった。
見たことあるよなぁ・・この木、、 でも名前が出て来ず
折角きていただいたのに、すみませんって感じで。。。
それはそうと、この右側の12面体の組み木
3分割できるというが、どうやってもばらせない。
力を入れれば入れるほどに、、、分解できない。
説明書もあるのだが、通常の凝り固まった頭で外そうとしても外せない。。
75才まで現場で大工仕事していて最近引退
30才の頃から仕事を終えてから晩酌しながら
この組み木作りを趣味としてやっているらしい。
きっかけは子供の頃に触れた組み木だったらしい。
ほんと好きで毎晩毎晩、どう作ろうかと考えているんだなぁと伝わってくる。
組み木と言えば、からくり箱や
過去には火鉢の留めの部分の継手で捻じり組み継ぎや水組みなどと言われる
複雑な継手を見て一体どうなってるんだぁ・・と
モヤモヤした事があったが・・
先ず、何故にこのような継手を作るに至ったのか?
何の為の継手だったのか?
これらを作ってきた先日たちの技術には驚かされる。
材木屋になりたての頃に、名人と言われた今は亡き大工さんがいたが
何となくその大工さんと雰囲気が似ていて同じような匂いがした。
口数は少なく、眼光鋭く、作るを一筋、迷わぬ好奇心、
まさにまた「木材倉庫に天才現る」でインスパイアされた。
しかもこんな近くに天才大工さんが居たなんて・・・
もっと早くに出会いたかったが、今がそのタイミングだったんだろうか・・
無名な天才は身近なところにいるもんだなぁと思う。
久々にこれは作ってみたいし、次へ受け継いでいきたいと思い
教えてくださいとお願いしたが
無口な大工さんはうんともすんとも言わなかった。。
勝手に弟子入りを了承いただいたと思っている。
















